サウナネタ

風邪をひいたらサウナで熱くすれば早くなおる?水風呂との効果は

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「風邪を引いたらサウナで思い切り汗をかいて風邪を治す」という荒療治なやり方をする人もいるようです。

実際のところ、風邪をひいた時に、サウナに入る事はどのような影響があるのでしょうか?

 

サウナが風邪に与える影響

このように考える人は、次のように考えている人が多いようです。

  • 風邪の菌は熱に弱いからサウナがききそう。
  • 汗を流す事で、すっきり風邪が治りそう。
  • スチームサウナの蒸気も喉に良さそう。

一言で、「風邪」と言っても様々な種類がありますが、例えば「プール熱」「夏風邪」等の原因とされるアデノウィルスを例にすると、その予防対策には以下のような方法があります。

  • 手指は、石けんによる十分な洗浄に加え、アルコール擦式手指消毒剤の使用で追加効果が期待できる。ただし80%エタノールによる不活化時間は2分との報告がある[1]。
  • 器具類は、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)やエチレンガス滅菌が有効。滅菌できない器具は、グルタルアルデヒド、次亜塩素酸ナトリウム(0.1%、30分間)、消毒用エタノール(10分間)などに浸漬して消毒。
  • リネン類は、85℃10分間以上の洗濯、または水洗後に次亜塩素酸ナトリウム0.1%での消毒。
  • ドアノブなど患者が触れたものは、消毒用エタノールで二度拭き。
  • プール水は、離残留塩素濃度が0.4mg/L以上、1.0mg/L以下となるよう消毒。

引用元:Wikipedia

太文字に注目すると、感染を防ぐための消毒温度が85度以上となっている事が分かります。

ドライサウナの温度は100度近くまでありますが、あくまで「ほとんど湿気がない状態」だからこその「気温」であり、気体での温度だからこそ皮膚への熱伝導率も少なく人の身体が入っても少ない影響で済みます。

ウィルスが死滅するような85度近くの「液体」の温度に人が耐え切れるはずもなく、火傷してしまうだけです。

サウナに入る事で、皮膚表面の菌程度には僅かな影響はあるかもしれませんが、体内のウィルスにはほどんど無関係と言えます。

また、風邪をひきはじめには体温があがりやすくなるのは、体内のウィルスと戦う「白血球」の働きを助けるため。

白血球は37度程で活動が活発になりますが、サウナのような高温の部屋に入る必要はなく、横になって布団に入る程度で十分です。というよりも布団に入るのがベスト。

むしろ、サウナに入る事で体力を消耗してしまうだけになってしまい、 ウィルスに打ち勝つためのパワーを無駄に減らしてしまう事にもなりかねません。

ですので、『サウナに入ると風邪が治る』というのはNGです。

よく「風邪のひきはじめはサウナが効果的!」というような情報も見かけますが、ただの荒療治にしかなっていない事が分かりますね。

風邪をひいたら、暖かくしてゆっくり横になって体がウィルスと戦える環境を作るのが一番です。

 

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汗でウィルスは除去されません!

メディアの情報の中には「汗をかくことで一緒にウィルスも排出されます」のようなものも見かけますが、これも誤った情報です。

風邪の原因となるウィルスは、もともとは鼻の中の粘液(リゾチーム/ラクトフェリン等)によって殺菌されて、体内に入らないようになっています。

もしこの鼻の粘液を通過してしまった場合には、体内に侵入しないように気管支の絨毛の動きによって「痰」として押し上げられて排出されます。

風邪予防には、特にこの「絨毛の運動」が重要で、ウィルスの侵入を守っているバリケードのような役割を果たしています。

絨毛は「乾燥」にとても弱く、潤った状態でなければウィルスをうまく除去できず風邪をひきやすくなってしまいます。(冬場に風邪をひきやすくなる一因ですね。)

風邪のひきはじめや、引いている時にサウナに入ると、体内の水分量が失われて「絨毛」の働きも悪くなってしまいます。

もちろん、サウナに入る事での水分補給は行うはずですが、風邪の時はもともとが「水分をしっかりとらなければいけない」という状態であり、わざわざ体内の水分を自分から減らすような行動は割けるべきでしょう。

話を戻して…もし、ウィルスが体内に入ってしまった場合は、白血球等の免疫細胞が働きウィルスを死滅させようとします。そして、この時の反応で体内温度が上がるという仕組みです。

体内温度が上がった時に汗をかくのであって、汗をかいてウィルスを排出しているわけではありません。ウィルスと戦っているのはあくまでも、免疫細胞の方です。

免疫細胞のサポートをするためには、ビタミンCの摂取やゆっくり「睡眠」をとる事が必要です。

 

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