準備が大事だった!超効果的な正しいサウナの入り方(目的別も)
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スーパー銭湯などでサウナは身近になりましたよね。
サウナブームもあり「サウナに入ってみよう!」と思う人も増えたはず。
ただ、普段何気なく利用してるサウナですが、ビキナーが正しいサウナの入り方をしている人はいません。
そこで今回は、正しいサウナの入り方(入門編)を紹介します。
また、目的別に合わせた「サウナの上手な入り方」もピックアップ。
効果的なサウナを体験してくださいね!
そもそも「サウナ」とは?
サウナとは…
「フィンランド式の蒸し風呂」
のことです。
サウナの発症はフィンランドで、千年以上の歴史があります。
ただ熱い部屋に入るのがサウナではなく、
サウナに入る前の準備やサウナに入った後にやる事等…その前後の時間の行動も含めた上で初めて「サウナに入る」と言えます。
基本の「サウナの入り方(入門編)」の流れはコチラ↓
- 水分補給
- 体&頭を洗う
- サウナに入る(8〜10分)
- 水風呂
- 休憩
詳しく解説してきます。
あと、目的別の入り方もお教えしますね。
サウナ効果をアップさせる3つの準備
「サウナに入れば自然と汗が流れるもの」と思っていませんか?
たしかに熱い部屋の中にいれば汗をかいて体温を下げようとします。でも思ったほど汗が出ないことも。
せっかく楽しむならベストな状態で汗を流したいですよね。
ということでいい汗を流すためには「事前準備」が必要です。
サウナ前にする準備で大切なことは3つ!
- 清潔にする
- 体を温める
- 水分を摂る
まず1つ目は、頭や体をしっかりと洗って清潔な状態にする。
石けんで丁寧に体を洗えば、皮膚の汗腺についた汚れも流れます。
汗腺の汚れがなくなる=汗が出やくなるというベストな状態に。(エチケットとしてもキレイな体でサウナを使うことも大事な要素です。)
2つ目は、ゆっくりと湯舟につかって体を温める。こうする事でサウナに入った時に汗が出やすくなります。
3つ目は、コップ1杯ほどの水分を摂る。
サウナ中に起きやすいトラブルは「脱水症状」です。
脱水症状を防ぐためには、コップ1杯程度の水分補給が効果的。(一気に飲んでも吸収されず排泄されるだけ。)
サウナに入った後で、水を飲む人は多いと思いますが、サウナに入る前にもしっかり水分補給をしておく事がポイントとなります。
▶関連:サウナ前と後におすすめの飲み物は?水分補給のタイミング
「目的別」サウナの入り方
「むしゃくしゃする〜サウナでスッキリしよう!」
「最近は疲れ気味だから、癒やされよう」
「お腹のプニョっとしたお肉がヤバい…。何とかしないと!」
等など、サウナに入る目的は人それぞれ。
先ほど紹介した「基本のサウナの流れ」のアレンジバージョンです。
ただし楽しむ時に、アナタに絶対に守って欲しいコトが2つあります。
- 慣れないうちは5分以内
- 自分の体調や状態を最優先
身近にできるサウナですが、最悪命を落とすことも。
健康な体で楽しむからこそサウナの醍醐味です。我慢比べではないので、体調をみながら行って下さい。
目的別のサウナの入り方は3つ紹介します。
- ストレスを発散する方法
- ダイエット目的
- 疲れを癒やしたい
①ストレス発散したい!
熱いサウナに入り、いっぱい汗をかいたらストレス発散!
と思いますが、実際はその逆です。
ストレス解消に良いのは 「低温浴」。
低温浴とは、60〜70℃前後の温度のサウナです。20分程度ゆっくり入る方法がストレス解消に効果的。(通常のサウナだと80〜100℃以内ぐらい)
低温サウナのほとんどが、ミストサウナやスチームサウナで楽しめます。
▶関連:「低温サウナ」の正しい入り方!不眠症やストレス解消に悩む人必見
②サウナで痩せたい!
ダイエット目的にするなら、繰り返し浴がおすすめ!
やり方の手順は次の通りです↓
- サウナに入る(10〜15分)
- 休憩(汗が引くまで)
この場合は、水風呂には入りません。サウナ⇔休憩を4〜5回繰り返します。
ただし、サウナに入ったからといって直接的に痩せる事はできません。
ダイエット目的でのサウナは、痩せるではなく、太りにくい体質にすることが目的です。
1〜2回程度では効果はなく、持続することがポイント。
▶関連:サウナで痩せない理由・ダイエット効果のある入り方とは?
疲れを癒したい!
日頃の疲れをリフレッシュしたいアナタには、「温冷交代浴」がおすすめです。
- サウナ
- 水風呂
サウナ⇔水風呂を繰り返す方法。
血行の流れが普通の状態より2倍近くになり、その作用で疲労物質(乳酸)の排出が促進。
肩こりや腰痛の緩和や、自律神経を整えたり、免疫を高めることも。
水風呂に入ると、どんな効果がある?
サウナの本場フィンランドは極寒の国です。
年間を通して氷点下を下回る日が3分の1以上もあり、真冬の夜間ともなれば-30℃を下回る日もあるのだそう。
そんなフィンランドでは、サウナに入った後、天然の冷蔵庫とも言える外に出て「外気浴」をする事が一般的で、ゴロゴロと雪の上を転がったり、中には近くの湖に入る強者もいるのだそう。
日本でも露天風呂の中に一部サウナエリアがある場所も増えてきたので、一応「外気浴」をする事は可能ですが、流石に本場ほどの冷気を再現する事は難しいもの。
だからこそ「水風呂に入る」という仕組みになってます。
先に紹介した「サウナの入り方」の通り、例外はあるものの基本的にはサウナ+水風呂はセットです。
サウナに10分程度(慣れないうちは5分程度)入って、水風呂に1分程度入るのがオーソドックスな流れ。
サウナで温まった体を冷水に浸す事で自律神経を刺激。自律神経を刺激する事で、ストレス解消・不眠解消・疲労回復等の効果が期待できます。
サウナでこれらの効果を感じたい時には「冷水とセットにする事が必須」とも言えます。
水風呂の入り方
水風呂に入る時は、次の手順で入るのがおすすめです。
- サウナで体を温める
- 水風呂内の水を使って、手足から順に水をかける
- ゆっくりと体に負担をかけないように水風呂に入る
- 30秒〜1分程度水に浸かる
- 「温冷交代浴」の場合はこれを数回繰り返す
心疾患や循環器系の病気を持っている人は、水風呂は大きな負担となるため避けます。(というより、サウナそのものがNG)
また、特に男性用のサウナ専門店では「水の冷たさ」をウリにしてるところが大多数。
普通のスーパー銭湯の水風呂に入る感覚でザブンッと入ると、びっくりするほど刺激が強い場合があるので要注意です。
サウナで「ととのう」
サウナに興味がない人でも「ととのう」という言葉は聞いた事あるはず。
サウナで「ととのう」場面は、水風呂に上がった後です。
水風呂で冷えた体がじんわり温まり、常温に戻る瞬間に起こります。
脳内ホルモンが作用して極上の快感です。(交感神経と副交感神経が共存し独特の快感を感じる状態)
ぜひご自身で体験して下さいね。